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Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
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総論と各論では、パラグラフの書き方が異なる
 総論(=まとめ)と各論(詳細説明)では、パラグラフの書き方が異なる。このことを知らないと、おかしな文章を書きかねない。

 たとえば、以下のような文章で、1文目と2文目の間を改行するかどうか迷ったことはないだろうか?

例:
 〇〇には、以下の3つの利点がある。第一に、…(複数の文)
 第二に…(複数の文)
 第三に…(複数の文)

 迷ってしまう理由は、おそらく以下のようなことだろう。『改行すると、「〇〇には、以下の3つの利点がある」という、1文だけのパラグラフができてしまう。ここだけ極端に短いパラグラフはなんか変だ。しかし、改行しないと、「第二に」と「第三に」はパラグラフの先頭に来るのに、「第一に」だけが先頭に来なくなる。揃わないのもなんか変だ。』

 この場合、1文目と2文目の間は改行する。その結果、1文だけのパラグラフができてしまっても問題はない。なぜなら、「〇〇には、以下の3つの利点がある」は、下に続く3つのパラグラフを総括する総論だからである。

 総論のパラグラフは、1,2文でも構わない。なぜなら、まとめをしているのだから。まとめに詳しい説明はいらない。たとえば、「〇〇には、AとBがある」という1文でも、総論ならパラグラフになる。

 一方、各論のパラグラフは4-8文必要だ。なぜなら、そのパラグラフのトピックを論証しなければならないからだ。論証には、データや具体例、詳細説明が必要だ。1,2文では論証できない。

 総論と各論では、パラグラフの書き方が違うのだ。
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プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

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