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Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
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並列したら順位付け、でもできない
「並列したら、順位付け。基本は重要な順」は、誰もが知っているライティングのルールだ。しかし、これが意外とできない。知っていてもできない代表例である。

 なぜできないかというと、人は作業した順に報告したくなるからだ。作業した順とは、ノートや資料に書いてある順だ。この順に報告書を書くのが楽なのだ。何も考えずに、ノートや資料を見ながら、やったことをやった順に思い出しつつまとめればよい。並べ替えるという面倒なことをせずにすむ。

 しかし、作業は重要な順よりは作業効率がよくなる順を優先することが多い。作業には無駄な時間をかけたくない。だから、重要性より作業効率を優先する。たとえば、複数箇所でデータを採取するなら、移動時間が短くなる順に回るだろう。複数の実験をするなら、実験装置が空いていた順位やることもあるだろう。

 だからノートに書いた順(作業した順)に報告書をまとめるとおかしなことになる。読み手から見れば、何の意味も無い順に並んでいるのだ。知りたい順には書かれていないことになる。

 誰もが絶対できない代表例は、複数のプレゼンターによるセミナーの受講報告書だ。この報告書は、誰もが受講した順に報告書を書く。受講した順に書くのが楽だからだ。しかし、どんな順に受講したかは読み手には興味が無い。参考になった順に並べ替えるべきだろう。しかし、並べ替えられる人はまずいない。
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プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

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