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Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
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図表はどこで参照する
 図表番号を参照するとき、文頭側に示しますか?文末側に示しますか?私は、文末側です。

 実は、ライティングの本で、このことに言及しているのを、私は見たことがありません。テクニカル・ライティングの世界では、重要ではないとして無視されているのかもしれません。あるいは、どこで述べるかは、習慣上の常識で説明する必要がないのかもしれません。

 私は、文末で示します。なぜなら、主張から根拠の流れが、テクニカル・ライティングでは常識だからです。つまり、まずポイントを述べ、それからデータです。図表はデータなので、主張の後です。図表で伝えたいことを先に述べ、それからデータである図表を示すべきと考えます。

 私は自分の意見を論証するために、このことを調べたことがあります。本には記載が見つからないので、実際はどう書かれているかを調べたのです。調査は、以下の2種類。
 1.学会論文(英語圏)はどちらで書かれているか
 2.テクニカル・ライティングの教科書ではどちらで書かれているか

 学会論文の実績を調べたところ、約10倍の頻度で文末派でした。科学雑誌のネイチャーの論文を数百件をテキストデータとして持っていました。そこで、このデータをプログラム処理して調査しました。その結果、圧倒的に文末派でした。

 テクニカル・ライティングの教科書を目視でチェックした結果、文末での表示しかありませんでした。調査したのは数冊ですから統計的な信頼はありません。しかし、ライティングの専門家が、文末にしか図表を持ち出さないなら、かなりの信頼性はあると思います。

 さて、あなたはどちら派
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プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

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