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Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
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文章とスピーチの違い(Part1)
文章とスピーチ(プレゼンテーション)は、何が違うでしょうか?この違いを意識すると、効果的な説明方法がわかります。私が感じる違いは、以下の5点です。他にもありませんか?
 1.文章は記録に残るが、スピーチはその場で消える
 2.文章は目から入ってくるが、スピーチは主に耳から入ってくる
 3.文章は読み方を受信者が決めるが、スピーチは受信者がコントロールできない
 4.文章はある程度の広範囲を見渡せるが、スピーチは話している部分しか意識できない
 5.文章はすべてを決めてから書くが、スピーチはある程度即興で話せる

1.文章は記録に残るが、スピーチはその場で消える
 なので、記録に残すときは、原則として文章を使います。記録に残るので、後で読み直すこともできます。スピーチも録音という手がありますが、その頻度を考えれば例外と言えるでしょう。

2.文章は目から入ってくるが、スピーチは主に耳から入ってくる
 なので、強調の仕方が変わります。文章は強調したいときには目に訴えます。つまり、強調したい箇所のフォントを大きくしたり、下線を引いたり、色を変えたりします。一方、スピーチは耳に訴えます。強調したい箇所では声を大きくしたり、間を開けたりします。

3.文章は読み方を受信者が決めるが、スピーチは受信者がコントロールできない
 なので、文章では読む速度から読む箇所まで読み手が決めます。文章なら、概略だけ読んで終わりにすることも、全部を通しで読むことも、大事な部分だけを選んで読むことも、分かりにくい部分を戻って読み直すのも、読み手の自由です。一方、スピーチは受信者である聞き手はコントロールできません。最初から最後までを通しで一回聞くのが前提になりやすいです。

4.文章はある程度の広範囲を見渡せるが、スピーチは話している部分しか意識できない
 なので、文章では全体を意識しながら細部を読めます。最近の文章は両面コピーか、ディスプレイに2枚表示が多いです。ですから、ある程度の範囲で前後を見渡せます。一方、スピーチでは、今話しているその部分、そのスライドしか意識できません。

5.文章はすべてを決めてから書くが、スピーチはある程度即興で話せる
 なので、文章では後から修正できません。一方、スピーチは聴衆を見ながら対応できます。聴衆が理解できていないと思えば、具体例を追加したりすることも自由です。

 では、文章とスピーチでどう説明の仕方を変えるか?それは次回。
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プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

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