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Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
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章だけではなく節でも総論で始める
 海保博之著「こうすればわかりやすい表現になる」では、「各章の最初に、章内の節、小見出しの目次を入れ、さらに概要を入れた」と述べている。著者自ら、概略から詳細へと述べた方が分かりやすいと、この本でも述べているからだ。

 しかし、多くの本は、その章の最初で、概略を述べていない。自ら、「概略から詳細へと述べた方が分かりやすい」と述べていても。これでは、自分の主張を、自ら否定しているのに近い。

 章では概略を述べていても、節では述べていないことも多い。海保氏の本もそうだ。章では述べて、節では述べなくてよい理由は書かれていない。主張に一貫性がない。

 節でも概略が書いてある数少ない本の一つが、三島浩著「技術者・学生のためのテクニカルライティング」である。ほぼすべての章と節で、概略から始まっている。

 概略から始まっていても、私から見れば不十分な概略が多い。多くの場合、その章や節のテーマを述べている。読み手が知りたいのはテーマではない。その章や節のポイントだ。なぜ、ポイントを出し惜しみするのか?結局無駄な情報を読まねばならなくなるので、時間の浪費となる。
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プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

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