Logical Skill の深い話
Logical Skill (特にLogical Writing) について、著書(たとえば、「論理が伝わる世界標準の書く技術」講談社)には書かなかった、より深い話を紹介します。
08 | 2017/09 | 10
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

文章構成はハンバーガー
 テクニカル・ライティングの世界では、文章構成をハンバーガーにたとえる(下図)ことがある。最初と最後が同じだから。

 論理的な文章は、最初と最後でポイントを述べる。文章全体なら、総論(アブストラクトなどとも呼ぶ)でポイントを述べ、各論で詳細説明し、結論でポインとを繰り返す。パラグラフでも、トピックセンテンスで始まり、サポートセンテンスで詳しく説明し、コンクルージョンセンテンスでまとめる。最後にだけ述べるのではなく、最初にも述べることが大事だ。

 最初と最後で同じポイントを述べるので、文章構成をハンバーガーにたとえる。ハンバーガーも、最初と最後はバンズで同じ材料だ。バンズの間の具材が、詳細説明というわけだ。ネットで見るとこの手の絵はよく見つかる。

 ということは、最初と最後で同じことを述べるのだ。当たり前だ。文章のポイント、重要な情報が、最初と最後で違うわけがない。論文でいえば、アブストラクトと結論は、同じポイントを指摘しているに決まっている。

 しかし、実際の文章を見ると、結論でだけ何かを述べてくる人がいる。最後の最後に、何かを付け加えたいのだろう。エッセイのような文章なら許されるが、論理的な文章ではダメだ。最初と最後は、大事なポイントを同じように述べるのだ。

PS
 このブログは、論理的な内容を半分エッセイ調で書いているので、上の限りではない。


スポンサーサイト


プロフィール

ロジカルスキル研究所代表

Author:ロジカルスキル研究所代表
ロジカルスキルを企業研修で指導しています。主な講座は、ロジカルライティング、ロジカルネゴシエーション、ディベート、ロジカルプレゼンテーション、英文テクニカルライティングです。

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム